
サッカー用のトレーニングシューズを買いに来たけど、たくさん種類があってどれにすれば良いのか分からない、、、
今回は、トレーニングシューズを選ぶ時のポイントを3つに絞って解説します。

どうせすぐ小さくなるんだから、とりあえず大きいの買っとけば良いんじゃない?
こんなお声を聞く時もよくありますが、、、
絶対にやめてください!
サイズの合ってない靴でサッカーをすることはお子様の足の怪我に直結します。
特に、成長期のお子様の足は発達途中の為怪我をしやすい環境にあります。
ぜひ今回の記事を通して、お子様にピッタリのシューズを選ぶ参考にしていただければなと思います。
大きさ、足幅が適切であるかどうか
シューズを選ぶ際に最も大切なのはサイズが適切であるかどうかです。
まずはサイズを測ろう!
サイズには、縦幅と横幅があります。
縦幅は「足の長さ」で、19.0cmとか21.5cmという形で表現されています。
横幅は「足の幅」と呼ばれ、2E、3Eやワイドタイプと表現されています。
スポーツショップの店員さんに頼めば、測ってもらえるのでまずは実際に測ってもらいしょう!
「ピッタリ」なサイズとは?
では実際「適切なサイズ」とはどのくらいなのかというと、
縦幅:5mm(=親指半分空いていないくらい)
横幅:ピッタリ(隙間がなく、逆に足が靴からはみ出すこともない)
これを参考にしていただければなと思います。
文章で見ても分かりにくいと思うので、ここも実際に見てもらった方が確実です。
足の形が数ヶ月で変わる小中学生は絶対に対面の店舗で計測してもらい、シューズを購入することをオススメします!
足に優しいかどうか
色々な考え方がありますが、私は
「足に優しい」=「クッション量が多い」
という点を大切にしています。
クッション量=ミッドソールの厚さ
一般的にトレーニングシューズはクッション量が少ないものが多いです。
「クッション量が少ない=地面からの衝撃がそのまま足に伝わる」ということになります。
つまり、足を痛めやすい原因になります。
クッション量の多い、少ないは「ミッドソールの厚さ」が1つの目安になります。
下記画像はトレーニングシューズとランニングシューズの比較です。

運動靴の白い部分が「ミッドソール」です。
トレーニングシューズの赤い部分は地面との接地面(アウトソール)で、運動靴では白い部分の下にわずかに見えている黒い部分が同じ場所になります。
ランニングシューズの方が圧倒的にミッドソールが厚い(この例のトレーニングシューズはミッドソールがない)ことがわかると思います。
メーカーやシリーズによってクッションの量が違う
トレーニングシューズの中でもメーカーやシリーズによってクッションの量が異なります。
メーカーではアディダスやナイキといったところが有名ですが、
クッション量が多いのはプーマ、アンブロ、アシックスです。
シリーズというのは各メーカーのモデル名を指します。
例えば、ロート製薬(=メーカー)の化粧水にもメラノCCがあったり、白潤や極潤(=シリーズ)があったりしますよね。車だとトヨタの中でもプリウスやアクアがありますよね。そんな感じのイメージです。
実際にどれくらい違うのか、一例は下記画像です。

この白い部分がミッドソール=クッションになります。
プーマ(上のシューズ)にはミッドソールがあり、アディダス(下のシューズ)の方にはその部分がないことがお分かり頂けると思います。
最後はお子様が気に入る1足を!
「そんなこと?」と思われるかもしれませんが大切です。
お子様が「もっとサッカーをしたい!」、「綺麗に扱いたい!」そんな風に思える1足が理想です。
せっかく始めたサッカーをする時は前向きに取り組んで欲しいですよね。
また、シューズは適当に扱うと壊れやすいし、親御さんとしてもせっかく買ったシューズを大切に扱ってほしいですよね。
最後の最後、どうしても迷ったらお子様が好きな方にしましょう。
おわりに
今回はトレーニングシューズを選ぶときのポイントを3つに絞って解説しました。
小学生のお子様や初心者の方は是非参考にしてトレーニングシューズを選んで頂ければと思います。
スパイクの選び方も後日解説しますので、スパイクを買うときは是非そちらもご覧ください。
また、中高生になると足に優しいだけが全ての基準ではなくなるのでその点も後日解説します。
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